【第1回】smart
2018/12/27 9:00:00
「今週の特集」は、編集部が総力を挙げてお届けする新しいレギュラー・コンテンツです。その名のとおり、様々なコンセプトでズバッと切った記事を週替わりでお届けしていきます。素材となるのは、いま隆盛を極める「ほとんど走っていないデモカー」ではなく、「2〜3万キロ以上走ったいわゆる再販車両」。つまり中古車選びの原点に戻った企画とお考えください。良いクルマを賢く買うための情報、また多数の買い得車両を紹介していきますので、ぜひクルマ選びの参考にしてください。さて、第1回は、いま編集部が最も注目するモデル、「スマート」をお届けします。 安全に移動しなくてはならないアナタ
安全に移動してもらいたい大切な人がいるアナタ
「スマート」はそんな人のために作られたクルマです
圧倒的な安全性 それが「スマート」を選ぶ理由
1度でもクルマの運転を経験した方にはお分かりいただけると思いますが、交通事故は、自宅から最寄り駅、またスーパーマーケットまでの僅か数キロ・数分の間にも起きてしまいます。そして、最新の注意を払い運転していても、例えば、信号待ちで追突されるなどのリスクがあるのはご存知の通り。つまり、交通事故に遭うリスクを0%にすることはできないのです。そこで、認定中古車.comが提唱するのは、「賢いクルマ選び=安全なクルマをチョイスする」です。
ところで、クルマにおける安全性は、車格に比例して高くなると思いがちですが、実はそんなことはありません。コンパクトカーでも「安全性の高いクルマ」はあります。その代表格が、メルセデス・ベンツがリリースする「スマート」です。「スマート」は、メルセデス・ベンツSクラスとの前面衝突テストにおいても優れた結果を得ており、小さくても安全であることが実証されています。この世界中で愛されているシティ・コンパクトには、メルセデス・ベンツの安全思想が凝縮されていると言っても過言ではありません。
買い得な中古車相場
日本独自規格の軽自動車は、たしかに便利なのですが、動力性能と室内空間、そしてコストパフォーマンスを追求し過ぎた結果、安全性を犠牲にしてきたところがあります。ひとたび事故に遭うと、重大な事態になってしまうケースがほとんどです。そのあたりを考えると、メルセデス・ベンツのクオリティを持つ「スマート」を選ぶのは賢い選択となるのです。さらに、中古車相場を国産のコンパクトカーや軽自動車と比較してみると、「スマート」の買い得感が際立ちます。いま、狙い目です。ということで、今週の特集は「スマート」です。
2人乗りと4人乗りがある メルセデス・ベンツが安全志向の強いユーザーに提案しているシティ・コンパクト「スマート」。ラインナップには、2人乗り仕様のsmart fortwo系と、4人乗り仕様のsmart forfour系の2タイプが用意されています。さらに、気軽にオープン・ドライブを楽しめるcabrioやスポーティさを追求したアーバンスポーツカーのBRABUSも用意されているので、使用目的に応じたモデルを選ぶことが可能となります。
smart fortwo(2人乗り) 狭い道でもスイスイ走れる取り回しの良さとメルセデス・ベンツの最先端技術を凝縮した高度な安全性を持つ2人乗りマイクロコンパクトのsmart fortwoは、1997年に登場した第一世代から脈々と受け継がれてきた開発コンセプトを実感できるオリジナルと言っていいでしょう。クルマ趣味人、また自動車業界の方々が積極的に所有していることからも分かるように、マイクロコンパクトカーとしての本領を多用なシーンで発揮する「ザ・スマート」です。2015年10月に導入された第三世代モデル(C453)のボディサイズは、全長2,755×全幅1,665×全高1,545mm。この現行型は、高速安定性も飛躍的に高まっており、ビジネスマンズエクスプレスとしてもお勧めできます。
smart forfour(4人乗り) マイクロコンパクトのsmart fortwoから発展した4ドア・4人乗りのsmart forfourは、スマートユーザーの「後席を持つスマートがあったらいいのに」の声を実現させたモデルです。smart fortwoの俊敏で爽快なハンドリング、強固な高強度スチール製トリディオンセーフティセルを受け継ぎながら、広く上質な室内を持ちます。スマートといえばカジュアルな2トーンカラーがメジャーな存在ですが、smart forfourではシックな単色ボディも多くなり、高い人気を誇ります。ボディサイズは、全長3,550×全幅1,665×全高1,545mm。smart fortwoより拡大された全長を持つため、乗り心地と高速安定性はさらに高まっています。
smartを選ぶ理由
TOPIC.1 ボディが小さくても安全 smartが採用している極めて堅牢な高強度スチール製骨格「トリディオンセーフティセル」は、非常に激しい衝突においても大きく変形することがなく、乗員の生存空間を確保。また、燃料タンクは安全確保のためにクラッシャブルゾーンから外し、リアアクスルの前方に配置。
TOPIC.2 パワフルでスムーズに走れる デュアルクラッチ式トランスミッションのtwinamic(ツイナミック)を採用し、シフトチェンジの際に駆動力が途切れないようになっているので、ストップ・アンド・ゴーが多い街中でもスムーズに走行可能。また、エンジンもレスポンスが良く、都市部での高効率な走りが持ち味。
TOPIC.3 小さい最小回転半径 超ショート・オーバーハングと大きく切れるステアリングが小さい最小回転半径を実現しており、Uターンもラクにできる。smart fortwo:3.3m、smart forfour:4.1m。
TOPIC.4 必要にして充分な室内空間 コンパクトな全長にもかかわらずsmart fortwoでも大人2人がゆったり過ごせるキャビンを持つ。ラゲッジも普段使いにおいては充分な容量。ちなみに、smart forfourは最大で975リットル。まさしく充分。
TOPIC.5 専用アプリでスマホと連動 専用の無料アプリ「スマート・クロス・コネクト」をダウンロードすれば、ナビゲーションやオーディオシステムの操作、ハンズフリー通話などが可能。
TOPIC.6 快適装備が充実 オートライト、オートエアコン、ワイパー作動のレインセンサーなど、プレミアム・コンパクトカーに相応しい装備を搭載。
★smart(現行C453型)の相場 2015年10月に登場した現行C453型は、まだそれほど流通量が多くないため、ディーラーの販売する認定中古車と一般の中古車の価格差があまりないのが相場の特長です。特に人気の高いsmart forfour系やスポーティ仕様のBRABUS系は、ディーラーと中古車専門店の価格差はないと言っていいでしょう。ただし、中古車専門店には、非常に安価な先代C451型が揃っています。
認定中古車 ■smart fortwo系 95万円〜
■smart forfour系 140万円〜
■BRABUS系 200万円〜
一般中古車 ■smart fortwo系 90万円〜
■smart forfour系 130万円〜
■BRABUS系 200万円〜
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