![]() 【第2回】 MINI 3ドア
2019/01/07 10:34:33
「今週の特集」は、編集部が総力を挙げてお届けする新レギュラー・コンテンツです。その名のとおり、様々なコンセプトでズバッと切った記事を週替わりでお届けしていきます。素材となるのは、いま隆盛を極める「ほとんど走っていないデモカー」ではなく、「2〜3万キロ以上走ったいわゆる再販車両」。つまり中古車選びの原点に戻った企画とお考えください。良いクルマを賢く買うための情報、また多数の買い得車両を紹介していきますので、ぜひクルマ選びの参考にしてください。さて、第2回は、中古車マーケットで高い人気を誇るMINIを、モデルバリエーションでセグメントし、6回の連載にてお届けしましょう。第1弾は3ドアです。
豊富なモデルバリエーションが特長 旧き佳き英国製のクラシックミニを源泉とするMINIは、ドイツのBMWが展開している自動車ブランドです。高品質かつルックスが良いので、2002年3月2日(ミニの日)に導入されて以来、数多くのファンを獲得しています。 モデルバリエーションが豊富な現行型MINIには、3ドア、5ドア、クラブマン(ステーションワゴン)、クロスオーバー(SUV)、コンバーチブル、また、各モデルにハイパフォーマンスMINIとして、ジョンクーパーワークスも用意されています。さらに、ガソリン・エンジン仕様だけではなく、ディーゼル仕様や、クロスオーバーにはPHVもあるので、ライフスタイルに応じて最良の1台を選べるでしょう。
独自のゴーカート・フィーリングが身上!さて、「第1弾」として取り上げるのはMINIのスタンダードモデルとなる「3ドア」です。ルーツであるクラシックミニをイメージさせるスタイリング、コンパクトなボディサイズ、ゴーカート・フィーリングと言われる痛快なハンドリングが特長で、エントリーモデルとして、また、クルマ趣味人にもお勧めできるのが「3ドア」です。MINIの魅力が凝縮されている奥の深いモデルと言ってもいいでしょう。もちろん、ディーゼル仕様でも、その魅力が失われることはありません。
「3ドア」ラインナップONE ガソリンの1.5リッター3気筒ターボエンジンを搭載するエントリーモデル。
COOPER 136psを発揮するガソリン1.5リッター3気筒ターボを搭載。
COOPER S 192psを発揮するガソリンの2リッター直4ターボを搭載するハイパワーモデル。
JOHN COOPER WORKS 231psを発揮するガソリンの2リッター直4ターボを搭載するホットハッチ。
CONVERTIBLE COOPER ガソリンの1.5リッター3気筒ターボエンジンを搭載するオープンカー。
CONVERTIBLE COOPER S 192psを発揮するガソリンの2リッター直4ターボを搭載するスポーティなオープンカー。
CONVERTIBLE JOHN COOPER WORKS 231psを発揮するガソリンの2リッター直4ターボを搭載するハイパフォーマンス・オープンモデル。
COOPER D 150psの2リッター直4ターボ・クリーン・ディーゼルを搭載する高効率モデル。
COOPER SD 190psの2リッター直4ターボ・クリーン・ディーゼルを搭載するハイパワーモデル。
TOPIC.1 ヘッドライト2つの大きな丸形ヘッドライトは光り輝くクロームのリングが印象的。クラシックミニの時代から受け継がれてきた欠かすことのできないアイコンのひとつだ。
TOPIC.2 フロントグリル六角形のラジエターグリルはシームレスなクロームフレームがアクセント。このデザインもMINIにとってなくてはならない往事からのディテールだ。
TOPIC.3 スポーティなインテリアダイナミックな走りを楽しめるMINIは運転席の意匠もスポーティで、ドライバーとパッセンジャーの気分を高揚させてくれる。また、各種スイッチは操作しやすい作り/レイアウトとなっている。
TOPIC.4 座席とトリム身体を包み込んでくれるサポート性が高い座席を採用。座り心地も良くロングドライブも苦にならない。トリムは、クロス、クロスとレザーのコンビ、レザーから選べる。
TOPIC.5 安全性 事故のリスクを軽減するアクティブ・セーフティ・システムや、万一のときに乗員を守るパッシブ・セーフティ・システムなど最先端の安全技術を採用。
★MINI「3ドア」(現行型)の中古車相場(コンバーチブル系/ジョンクーパーワークス系を除く) 2014年3月に登場した現行型MINIは、2018年5月にマイチェンが実施されています。よって、マイチェン前の前期型がマーケットの主役。なかでも「3ドア」はMINI中古車のなかで最も探しやすいモデルで、特にクーパーとクーパーSが多いと思ってください。ただし、ディーゼル仕様は極端に少なくなります。また、マイチェン後の後期型はディーラーのデモカーのみと考えたほうがいいでしょう。ちなみに、一般中古車店の主流は先代モデル(2007〜2014年)となり、現行型は認定中古車との価格差がほとんどありません。
認定中古車(コンバーチブル系/ジョンクーパーワークス系を除く) 150万円〜
一般中古車(コンバーチブル系/ジョンクーパーワークス系を除く) 150万円〜 |