【第13回】お洒落なクルマに乗ろう メルセデス・ベンツCLA
2019/04/23 11:00:00
スタイリッシュな人気モデルを安価に楽しむ! いま、旧型・新型を気にしないのが輸入車選びのトレンド。 国産車オーナーを対象とする或るアンケート(20代〜60代の男女)で、「所有するクルマの購入理由」の項目をチェックしてみました。1位は「価格」、2位が僅差で「外観や内装が気にいったから」、3位が「性能」という結果が出ています。そして、これを20代の若者に絞ると、1位が「燃費」、2位が「価格」、3位が「安全機能」となります。最近の若者はマイカーの購入においても堅実ですね〜。 認定中古車.comをご覧の皆さんはどうでしょう。おそらく、「外観や内装のデザイン」と「性能」をポイントにして選ぶ方が多いと思います。やはり、自分が「カッコいい」と思えないクルマに乗るのは、どれだけ安く購入できてもつらいものですよね。 そこで、今回の特集は、スタイリッシュな人気モデルを好条件で購入する方法を特集します。俎上に載せたのは、現行型のレンジローバー・イヴォーク、メルセデス・ベンツ CLAクーペ/シューティングブレーク、BMW Z4。3つのモデル名を見て、「なるほどね!」と呟いたかたは間違いなくクルマ趣味人なのだと思います。そう、この3台には共通点があります。「SUV」「セダン」「ロードスター」、それぞれのカテゴリーにおいて新潮流となった「名車」なのです。そして、3台とも後継にバトンを渡す時期となっています。 話は変わりますが、「車 市場」認定中古車.comが考える現実的なクルマ選びのポイントを整理してみましょう。まずは、なんと言っても、カッコいいことですよね。そして、買い得なこと、この2つです。そこで、クルマ好きの皆さんにお勧めしたいのが、新型のリリースが目前に迫るモデル末期のクルマです。なんといても好条件で購入できます。「売り手市場」だった人気モデルも、モデル末期になれば「買い手市場」の流れになり、人気モデルもその流れには逆らうことができません。ダイレクトな値引きだったり、高額なオプションを付けたり、下取りをがんばったり、各ディーラーによってかたちは様々ですが、間違いなく買い得です。で、前述した3つのモデルが登場するわけです。ご存じのとおり3台ともニューモデルの販売開始が目前に迫っています。だから、あえて現行型を狙うわけです。とりあえず、それぞれのモデルの概要を解説しておきましょう。
メルセデス・ベンツ CLAクーペ/シューティングブレーク まずは車名からこのクルマの概略を紐解いていきましょう。メルセデス・ベンツでは、A、B、Cなど、車名の頭に付くアルファベットが車格を表し、それはAMGモデルでも変わらないことはすでにご存じのことと思います。ただし、最近は例外となるモデルも増えてきました。「CL」がその「例外」の代表格です。で、その「CL」の名ですが、クーペスタイルのボディを持つスポーティな4ドアモデルであることを意味しています。そして、「CL」の後ろに付く「A」は、AクラスやBクラスが採用するFF用のプラットフォームを持つことを示しているわけですが、でも、ボディサイズ的にはミドルクラスのCクラスとほぼ同等です(全長4685×全幅1780×全高1435mm)。ちなみに上級モデルの「CLS」はアッパーミドルクラスのEクラスと同じサイズ感となります。また、「シューティングブレーク」はクーペスタイルのステーションワゴンとお考えください。 CLAクーペ/シューティングブレークのハイライトは、実用的な4ドア/5ドアでありながら、その名が示すようにクーペのスタイリッシュなボディデザインを持つことにあります。ダイナミックなフロントグリル、上下に薄いウィンドーと高いベルトライン、そしてリアに向かって緩やかに傾斜していくルーフライン、全高はCクラスのスタンダードモデルより1.5cm低く、4枚のドアを持ちながらどの角度から眺めてもクーペなのです。 エンジンは、1.6リッター直4ターボと2リッター直4ターボの2種。1.6リッターモデルはFF、2リッターモデルは4WDとなります。特にこの2リッター直4ユニットは、リミットぎりぎりの高回転域まで回さない限り、直4なのかV6なのかが分からないほどのスムーズさを持ちます。またこの外観からも想像できるように、優れたCd値を持ち、それは優れた高速安定性を持つことを意味しています。 マイチェン版の後期型CLAがリリースされたのは2016年8月、サイクルからみてそろそろニューモデルが登場するでしょう。 メルセデス・ベンツ CLA 180のオシャレな映像をみる!
|