特別企画!経営者のためのクルマ選び!
2019/05/28 13:43:25
経営者のためのクルマ選び、ハイエンドモデルの賢い購入法。 いま、「車 市場」認定中古車.comが動画特集としてお届けしているのは「どうせ乗るならハイエンド」です。メルセデスAMG S63 4マチック ロング、Gクラス、Sクラス、ジャガー XJ R-スポーツ、レンジローバー・ヴォーグなど、各ブランドの頂点に立つフラッグシップモデルが登場します。ご存じのように、このようなハイエンドモデルは、ブランドの持つ技術のクオリティを示すという役割を担っていますから、最先端の技術や素材、そしてデザインが投入されます。もちろん、多くの台数を販売するために作られる量産車です。でも、ラインナップにその名があることに意味、というか大義みたいなものがある特別なモデルと言っていいでしょう。メーカーの開発チームも、販売価格、開発コストのためにそのクルマにとって最善となる装備やデザインの採用をあきらめることがないわけです。これが、ブランドの顔と呼ばれる所以。AMG S63、G、Sだから、XJ R-スポーツだから、レンジローバー・ヴォーグだから「良いクルマのはず」、そんなユーザーの絶対的な信頼に応えることが義務付けられている最高峰のモデルたちです。
ハイエンドモデルは法人名義で償却資産として申告されているケースが圧倒的に多い。さて、現実的な話になりますが、高額なハイエンドモデルの場合は、法人名義で登録され、償却資産として申告されているケースが圧倒的に多くなります。償却資産は、購入代金を現金一括で支払っても、ローンで支払っても、支払ったそのときにその額を費用(経費)として計上できません。1年に1回ずつ税法で定められている目減り率に沿って、経費として計上していく仕組みです。これを減価償却と言います。 その目減り率の目安ですが、一般的な定率法の場合、新車は、6年にわたり3割3分3厘ずつ減っていきます。例えば、1000万円の新車の場合、1年後の決算で333万円を経費として計上、2年目は価値の残った667万円の3割3分3厘(222万円)を経費として計上できます。つまり、税法的には、購入から2年でそのクルマの価値は445万円になっているというわけです。 節税という視点から見れば、中古車の方が有効。そして、中古車の場合は、初度登録から1年3カ月以下の個体は5年間・毎年40%ずつ、2年3カ月以下の個体は4年間・毎年50%ずつ、3年9カ月以下の個体は3年間・毎年66%ずつ償却していきます。つまり、節税という視点から見れば、中古車のほうが有効ということになります。 それでは、なぜハイエンドモデルを会社の償却資産として申告している社長さんが多いのでしょう。シンプルに言えば、利益が出ている会社の場合、クルマを償却資産として申告したほうが節税対策になるのです。例えば、決算にて1000万円の現金を資産として計上すれば、その約37%の370万円は税金として納めなければなりません。であれば、クルマをローンで購入して償却資産としたほうがシンプルに良いわけです。 ハイエンドモデルは市場価値を気にしながら乗るクルマでは無い。いっぽうで、個人のお財布から購入価格を出して乗る場合、高額なハイエンドモデルはやはりそのときの市場価格が気になります。乗り換えるときに1万円でも多くお財布に戻したいと考えるのが普通です。でも、ハイエンドモデルの場合、償却額が大きく、しかもいま中古車相場は下落傾向にあります。つまり、市場価値を気にしながら乗るクルマではないのです。 それなら、市場価格のことなど気にしないで、法人登録して減価償却しながら、存分に楽しむほうが賢い選択となるわけです。ハイエンドモデルは、純粋な気持ちで乗れば必ず価格以上の価値を実感できます。どのモデルも間違いなく良くできているのです。最近のクルマはどれも同じと言われますが、ハイエンドモデルだけは違います。まさにそのブランド、そのモデルならではの味わいが凝縮されているのです。 節税面、所有する喜び、まさに経営者のためのクルマがハイエンドモデル。
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