走行中にエンジンを止めてしまった原因を検証する上で、重大な問題がある事に
気づかされた。
それは、発生原因と1年にも及ぶ検証・修復作業費用の2つである。
原因は後付されたナビGPSアンテナ取り付け位置不良による配線ショートだった。
そして、原因究明と修復作業費用は下記の通り計上された。
1、2011年11月14日、298,995円
2、2012年4月16日、208,435円
3、2012年6月5日、324,629円
4、2012年7月25日、391,964円
4回、合計 1,224,023円
実は、車両代にも匹敵する費用の責任の所在が有るのですが、今回は新車保証の
適用を受け負担は無しで済ませていただいた。
我々は10数年に渡って、クルマは「新車も中古車もディーラーで買いましょう」と
唱えてきた真の理由を今回身をもって体験した思いだった。
「信頼と安心」とは、あるものが担保されていなければ成らない。
あるものとは? 責任の所在と負担である。
今回のケースの様なエアコン制御配線のショートによって、走行中のエンジンが
ストップしてしまうなどと誰が予想できただろうか。
その想定外が、現実に起こった、それが現代のクルマの実態なのだろう。
腺は繋がっていて、数多くのデジタル指示信号が行き来している。
その配線を触ることで起こることは誰も解らない、そして触って起きた事には
責任と負担が伴う事を、我々は理解しなければ成らない。
昨年突如発生したエンジンストール。1年にも及ぶ検証、修復作業に親身にご対応
頂いた、メルセデス・ベンツ品川サービスフロント鈴木氏、及びメルセデスベンツ日本、
技術部他、多くの方達にこの場を借りて改めて御礼を申し上げます。
我がスマートBRABUS451は症状完治し、何の不安もなく日々営業の相棒として
活躍しております。
検証後、再度のナビ、ETC、レーダー探知機を装着、ついでに2年点検を受けました。
詳細は次回に、