VWが注目のジェッタ ハイブリッドを発表！

販売は北米から。 

フォルクスワーゲンは、デトロイトで開催されている北米国際自動車ショーでジェッタ ハイブリッドを発表した。駆動源として搭載されているのは150psを発揮するターボ付きの1.4L TSIとゼロエミッションの電気モーター（20kW）。トゥアレグ ハイブリッドに続く2台目のハイブリッドモデル投入となる。

純粋な電気モードで走行可能

燃費は従来型に比べ市街地で30%も向上、複合モードで19.1km/Lを達成したという。しかも、0-100km/h加速は9秒以下という優れた動力性能も持っている。ジェッタ ハイブリッドの最大のトピックは純粋な電気モードで走行可能なこと。車速70km/h以下・距離2kmの範囲内であれば、ガソリンを使用しないで完全なゼロエミッション走行することができる。

デカップリングクラッチ

メカニズムのポイントはTSIエンジンと電気モーターの間にあるデカップリングクラッチ。電気ドライブ、またセーリング（コースティング/ブレーキング）モードになった場合、TSIエンジンをドライブトレインから切り離す役を担っている。つまり、ドライバーが減速のためにアクセルペダルから足を離すとエンジンがドライブトレインから切り離されるわけだ。

エネルギー回生によるバッテリー充電

ジェッタ ハイブリッドは、制動時は回生モードに切り替えられ、それにより慣性エネルギーとしてバッテリーに蓄えられる仕組みを持つ。

まずは北米で発売！

ジェッタ ハイブリッドの販売開始は、アメリカとカナダで、今年の11月を予定。