ところで、まだB6は流通しているのだろうか。情報を得るために赴いたのは日本屈指のアウディ認定中古車センターとして全国にその名が知られているAudi Approved世田谷だ。大屋店長は「ダブルフレームグリルのA4はかなり少なくなっていますが、まだ月に1台くらいのペースで出てきます。やはりFFの2.0が多く、次いで1.8Tクワトロ。2.4や3.0クワトロは稀少と考えてください。これから狙い目となるのはモデルチェンジぎりぎりのタイミングで登場した専用のエアロパーツなどが装着されるSライン2でしょう」と話してくれた。

　相場の目安は、140万円くらいから出まわっている2.0を基準にして、1.8Tクワトロが20-30万円高、レザーシートなどを装備する1.8TクワトロSEが40-50万円高、Sライン2は50-80万円高となる。つまり、1.8Tクワトロは200万円くらいの予算が組めればOKなわけだ。ただし、人気は非常に高く予約も入っている状況という。ちなみに写真のサンプルカーは、2004年に登録された走行3.9万kmの1.8Tクワトロ・Sライン2。車両価格は199万円である。