05 インテリア
垂直に近い角度でスパッと切り落とされているインパネだが、意外に近代的な眺め。もちろん、必要にして充分な装備を持ち、素材のクオリティも格段に向上。ようやくパワーウィンドウが標準装備された(TJ型は手巻き式が標準)。
06 エンジン
カバーなどでまったく覆われていないエンジンルーム。搭載されるのは2007-2011モデルが3.8L・V6 OHV(199ps・32.1kgm)、2012モデルからは3.6L・V6 DOHC(284ps・35.4kgm)。よりアメ車らしいフィーリングを持つのはOHVの2007-2011モデルだ。JC08モード燃費は前期型が7.2km/L、後期型は7.9km/L。室内に侵入してくるエンジン音はTJ型に比べ格段に少なくなった。
07 トランスミッション
2007-2011モデルは「サハラ」「スポーツ」とも4段AT。2012モデルからの「サハラ」には5段ATが採用された。もちろん副変速機も備えている。ちなみに4WDシステムはフルタイムではなく、後輪駆動と使い分けるパートタイム式。
08 サスペンション/タイヤ
TJ型を踏襲してコイル・リジッド・サスペンションを採用する。さすがに高級セダン並みとは言えないけれど、ストロークに余裕があり、さらにホイールベースを拡大したことによって快適性と直進安定性が高められている。欧州製SUVにひけをとらないドライバビリティを実現。タイヤは255/70R18を履くサンプルカーの「サハラ」。「スポーツ」は245/75R17。
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