カジュアル・メルセデスを賢く手に入れる。
メルセデス・ベンツ品川が展開する蒲田サーティファイドカーセンターには、B、C、Eクラスといった“カジュアル・メルセデス”の未使用車がズラリと並ぶ。新車に比べてはるかにお買い得なこれらの物件をチェックしてみよう。
つい先頃フルモデルチェンジを果たした新型Sクラスを筆頭に、コンパクト4ドアクーペという新しいコンセプトを持ったCLAなど、メルセデス・ベンツの絶え間ない新車攻勢には強いエネルギーを感じる。だが、賑やかなその傍らでメルセデスの屋台骨を支える存在と言えば、B、C、Eクラスといった敷居の低く手の届きやすいベーシックモデルたち。そうしたモデルのサーティファイドカー(認定中古車)を「普段着で乗れるカジュアル・メルセデス」として積極的に販売するのがメルセデス・ベンツ品川が運営する蒲田サーティファイドカーセンターだ。
メルセデス・ベンツ品川と言えば、老舗AMGパフォーマンスセンターであり、日本唯一のマイバッハ、SLRの販売代理店を務めることで知られる。アッパークラスに精通する彼らが、同時にボトムレンジの魅力を積極的に訴えている。それも高品質と、圧倒的な低価格を忘れずにだ。
現在、蒲田へ行けば、とても面白い状況にある。オープン1周年記念の意味合いで、ほぼ未使用車がズラリと並ぶのだ。その数、なんと100台以上。そのほとんどが登録間もないB、C、Eクラスである。普段、生活を共にする相棒としてメルセデス・ベンツを選ぶとき、新車の門を叩くよりも、まずここで物件をチェックしたいと強く思う。
まずは永遠の定番選手であるCクラスを。次期型の写真や映像も次第に出回り、来年早々にはモデルチェンジされると言われている。現行W204型はもう最終形態にあるわけで、度重なるブラッシュアップを受けたぶん、今が熟成の極みにあると言える。「イイモノを長く使う」という考え方を持つのなら逆に今がイチオシの存在である。
例えばこの1台。人気のAMGスポーツパッケージプラスが装着されたC180ブルーエフィシェンシー・アバンギャルドである。メルセデスのカンパニーカラーであるイリジウムシルバーをまとい、ブラックの内装は巧みにアルカンタラとレッドステッチが用いられている。実に若々しい仕様だ。
新車での車両本体価格だけで449万円。さらに先のAMGパッケージのほか、ユーティリティパッケージ、レーダーセーフティパッケージなど50万円以上ものオプション装備が組み込まれている。それでいて、まだ今年の夏前に登録された未使用車ながら、価格はなんと398万円だという。新車と比べ、いかに魅力的な価格なのかが伝わるはずだ。他の物件も、おおよそ同価格帯にあり、グレードや色、仕様などを選べる状態にあった。
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