認定中古車.comの長期レポート車に新たな仲間が加わりました。濃紺のボディが眩しいプジョー407 ST2.2です。2006年式、購入時の走行距離は2.7万km。車両価格はなんと118万円！ 欧州車のアッパーミドルクラス・セダン、しかもプジョー世田谷アプルーブドサイトの認定中古車がこのプライスですよ。安い！ さて、アラフォー（走行距離4万km以上もしくは初度登録から5年以上の物件）407の実力は？ 注目のレポートがスタートです。

導入までの経緯

　当社ガレージからルノー・トゥインゴ2台（赤のQSと青のGT）が去って約1カ月。その間、社内では次の長期テスト車をめぐり激しい論争が繰り広げられました。候補として挙がったのは、メルセデス・ベンツ Cクラス（W203）、Bクラス（先代）、スマート・フォーツークーペ mhd（C451）、プジョー307、フィアット500（現行型）、アウディA4（B6とB7）、シトロエンC4（先代）、VWゴルフ（�X）……など、誰かが「これにしよう」と切り出すと、みんなが「ああでもない」「こうでもない」「ワイワイ・ガヤガヤ」とそれを打ち消す。まっ、クルマ好きが集まるとこんなものです。
　でも、容赦なく時は過ぎていきます。で、安全牌のメルセデス・ベンツBクラス（先代）に決まりかけていた、そのとき！「おい、プジョー世田谷アプルーブドサイトに407セダンが118万円で出ているぞ。これって安くない？ アラフォー物件だからおもしろいレポートができるだろう！」と、パソコンのモニターを見ながら社長が止めの一撃を繰り出しました。ということで、土壇場で大逆転。担当者は、その日のうちにプジョー世田谷アプルーブドサイトに連絡。翌日には実車確認、その場で即決、2週間後には納車というハイ・スピードで事が運んだのであります。

導入の理由

　スタッフ全員が納得した導入理由、それは、このプジョー407 ST2.2がいま認定中古車の新潮流となっているリーズナブルなアラフォー物件（走行距離4万km以上もしくは初度登録から5年以上の物件）だったから。しかも、407っていろんな噂があるし、「格安のアラフォー407って実際どんなものなのよ？」、コンディションや信頼性のことなどを徹底検証したかった。という非常にまじめな理由があるのです（ちょっとだけ個人的な好みもありますが……）。だから、支払いも48回払い（ボーナス加算はなし）を選択しました。いろんな方に話を聞いてみた結果、月々27,500円のコストなら、一般的な会社に勤めるファミリーパパ（自分も含めて）のお財布から捻出可能と想像したのです。まっ、喫煙本数を減らすとか、飲み代を減らすなどの努力は必要だと思いますけれど……、超現実的な選択肢になることは間違いありません。そして、6年落ちで4年ローンということは、支払いが終わる頃には10年選手。その時のコンディションはどうなっているのか？気になるところです。

PEUGEOT 407 ST2.2

2006年式・走行2.7万km・検H25年5月・認定中古車保証