Q:でも、いざポルシェへと踏み出すのは
勇気が要るなぁ…。
ポルシェは昔からの“憧れ”。いつかは欲しい存在でした。だけどポルシェセンターって敷居が高そうだし、またカイエンと暮らせるのか不安で。
A:ポルシェ好きなスタッフと密な関係が築けて、カーライフがより豊かに!
カイエンは、実際に実用車としての高い性能に裏打ちされて「初めてのポルシェ」として手を出す人が多いと聞く。家族構成や駐車場事情などで、複数所有ができないとポルシェを諦めていた人にとって、カイエンは絶好の存在だ。なにしろ実用車として充分に便利で、そこにポルシェらしい走りの味わいが同居した1台である。とはいえ、カイエンを持っていざポルシェの世界へと足を踏み入れようと思っても、目の前に立ちはだかるポルシェAGのCI(コーポレート・アイデンティティ)が貫かれたショールームに敷居の高さを感じる人がいる。だが、そんな心配はまったく杞憂である。
おしなべてポルシェの好きなセールススタッフ達による親身な対応を筆頭に、店舗によってはポルシェ・ドライバーズセレクション(ファッションアイテムやアクセサリーなど)の展示スペースも設けられ、家族で訪れても楽しめる。認定中古車もまた、屋内展示が貫かれる店舗であれば天候に左右されず、じっくりと個体を吟味できる。リニューアル間もないポルシェセンター名古屋 認定中古車センターの例でいくと、20台近くの認定中古車がすべて屋内ショールームにて展示される。また、屋外に展示される店舗であっても、丹念に個体を見てもらう努力を怠らない。いつも綺麗な状態に維持され、笑顔にあふれるセールススタッフが丹念に説明してくれる。
認定中古車であれば、先に述べたように手厚い事前整備と、新車同様の保証体制、さらに保証云々を飛び越えた販売店との密なつき合いにより、購入後に困ることはほぼない。販売店のケアという側面で見ると、本企画の発端となった「数年落ち、数万km」の認定中古車が増えていることが何よりの証明だと思う。初代オーナーは、多数が新車でカイエンを購入し、数年経って新型か、あるいはポルシェの他モデルに乗り換えた人達だ。つまり購入したポルシェセンターを信頼し、親しみを抱き、また戻ってきた人達である。販売店との信頼関係がなければ、その販売店にはもう近寄らず、そのうちポルシェ自体から離れてしまうこともある。良質な下取り車が多い店舗ほど、こうした信頼関係を数多くのユーザーと結んでいると言える。
また「数年落ち、数万km」の認定中古車であれば、購入後に数年間乗って手放しても、また認定中古車になる可能性も高い。ユーザーにしてみれば、数年後のリセール・バリューに期待できるということでもある。これもまた、車歴を販売店と共有していくからこそ成し得る嬉しい部分である。
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