ところで鋭い人はお気付きだろう。新車では約160万円の差があった前期型V6とV8が認定中古車になるとほとんど同価格帯になってしまうのである。つまり、ハイパワーのV8は大穴モデルと断言して間違いない。300万円の予算で射程圏となるのだ!
ただし、大排気量の高級SUVは買った後のメインテナンス・コストが心配という人も多いはず。そのあたりを遠藤氏に突っ込んでみたところ、「認定中古車は納車整備による消耗品の交換や油脂類の交換が義務づけられていますから、走行距離が伸びた車両でも購入して2-3年の間に多額な費用がかかることはまずないでしょう。国産車と同じ感覚でお乗りいただけると思います」と答えてくれた。
サンプルカーはノーマルより20-30万円高が目安になる2007年モデルのV8シュトルツ(走行4.1万km)。それでも329万9000円なのだから安い!ちなみに、ノーマルのV6なら諸費用込み300万円以内で収めることも十二分に可能なのである。たしかにグラッときます。
欧州を代表する高級SUVのトゥアレグも認定中古車なら夢ではない。最後にVW相模原橋本がストックする7台のトゥアレグのコンディションをチェックしてみたが、すべてバリモノだったことを報告しておこう。
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