6台のゴルフX ヴァリアントを揃えるディーラーがある!
さて、ゴルフXヴァリアントの認定中古車はどんな状況になっているのか。結論から言うと、残念ながらハッチバックに比べて流通量はかなり少ない。各ディーラーにポツリポツリと出ている程度と言えばわかりやすいだろう。なぜか? ヴァリアント・オーナーは保有年数が長い傾向にあり、さらにサーフィンやスキー、キャンプなどアウトドアを趣味に持つ方や仕事でも使う方が少なくないから走行距離が伸びる。ゆえに下取りが入ってきても認定中古車の素材に相応しくない個体が多いという裏事情があるわけだ。
でも安心していただきたい。VWフリーク御用達の正規ディーラーとしてお馴染みのフォルクスワーゲン相模原橋本が強い味方になってくれる。同店の担当者に取材したところ、「いまゴルフ ヴァリアントは6台ありますよ」と、サラリと話してくれた。X版が5台/Y版が1台というラインナップだが、それにしてもゴルフ ヴァリアントを6台も揃えているディーラーは全国でも珍しい。
200万円の予算で狙える!
さっそく同店の羽島好晃氏に流通量や相場の状況、またお勧めのモデルなどを聞いた。「まず、2009年11月にリリースされたY版のヴァリアントはほとんど出まわっていないので、認定中古車の中心はX版になることが基本になります。なかでも探しやすいのは1.4LツインチャージャーのTSIコンフォートラインでしょう。流通しているX版ヴァリアントの5割以上がこのモデル、TSIトレンドラインと2.0TSIスポーツラインは同じくらいの量とお考えください。人気は高いですよ。探している方のほとんどは妥協して他のモデルに乗るつもりはないとおっしゃいますから、常に需要はあります」と話す。相場の目安はTSIトレンドラインが150-250万円、TSIコンフォートラインは120-290万円、2.0TSIスポーツラインが150-330万円。X版のヴァリアントは僅か2年あまりしか存在しなかったにもかかわらず価格の幅が非常に大きいのが特徴で、同年式でも走行距離やオプション装備で100万円以上の差がつけられる場合もある。探せば200万円の予算で収まる認定中古車が必ず出てくるわけだ。
イチ押しは2.0TSIスポーツライン
それではお勧めのモデルを尋ねてみよう。「2.0TSIスポーツラインですね。ゴルフX ヴァリアントのトップグレードなのに価格がこなれていて割安感があります。200万円くらいで狙えるというのは見逃せないでしょう。仕事で使うのがメインであればコンフォートラインをお勧めしますが、オーナー様のほとんどは遊びに行くときに趣味の道具を積んで走るわけです。もちろん道中も含めての休日なわけですから移動も楽しく、つまりドライビングプレジャーも味わいたい。ただし、クルマにかけるコストはなるべく絞りたい。そんなわがままな願いを叶えてくれるのが、GTIと同様の動力性能を持ちながらステーションワゴンとしての機能も高い次元で備えている2.0TSIスポーツラインなのです」。なるほど、クルマ好きの賢い趣味人はこのモデル! ということなのである。
フォルクスワーゲン相模原橋本は、様々なモデルや価格帯のゴルフX ヴァリアントを揃えているから、探している方はぜひ在庫物件をチェックしてみよう。
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