正規ディーラーには、たまに「えっ!ウソ! なんで?」と、自分の目を疑うような古いエンスーモデルが展示場を飾っていることがあります。
今回「裏ネタ!」に登場するのは、伝説のスーパーカー「ルーテシア・ルノースポールV6」。
そう、あったんです。しかも走行1.2万kmの稀少な限定車ですよ。さっそくリポート、というかエンスーの世界にご案内しましょう。
■取材協力:ルノー東京有明
その稀少な絶版車と出逢ったのは、取材のためにルノー東京有明の井上哲鑑店長を訪ねたときのこと。ベースとなる先代ルーテシアの雰囲気を残してはいるものの、ボディサイドは専用カウルで覆われ、大きく張り出したフェンダー、極限まで切りつめられたオーバーハング、後付け感が漂う大きなエアインテーク、リアカウルのセンターを貫通して突き出るデュアルマフラー、ムムム……久しぶりに見てもやっぱりカッコいい!そう、正規ディーラーにあったんですよ。ルーテシア・ルノースポールV6です!
もちろん、さっそくプライスボードをチェック。初度登録は2005年4月で398万円、なんと走行距離1.2万km!なーるほど、さすが走行距離が少ないだけにけっこう強気の値付け。で、室内を見ると内装が革張りになっていることに気づきました。限定車のV6レザーバージョンなんですね。398万円も納得です。井上店長に確認したところ、このマース・レッドMというボディカラーで登録されたV6レザーバージョンは日本に5台しかないそうです。いいですねー、マニアックな話ですねー。なんだかドキドキしてきましたねー。この手の話に弱いのがクルマ好きなのであります。
|