今回「裏ネタ!」に登場するのは、いまでもクルマ好きに高い人気があるメルセデス・ベンツ製のミディアムセダンW124。そう、あったんです。しかも走行4.6万kmのワンオーナー車ですよ。小難しい話は抜きにして、こんなエンスー車を販売してくれるディーラーに拍手!
■取材協力:メルセデス・ベンツ堺北サーティファイドカーセンター
「オーバークオリティ」を継承する最後のクルマ
街中や高速道路を元気に走るTYPE124のセダンやステーションワゴンを見る度に「やっぱりあの頃のメルセデス・ベンツはいいなぁ」と思っているクルマ好きも多いのではないでしょうか。高級車であっても見せかけの豪華さやスポーティ感を追求することなく、質実剛健・オーバークオリティを貫き通したメルセデス・ベンツ製ミディアムクラスの最終版がTYPE124と言われているのはご存じの通り。いまでも硬派なフリークに絶大な人気のあるエンスーモデルです。
ただし、人気モデルなだけに「ナントカ走るだけ」という個体が街場の中古車店に溢れているのも事実。最終モデルでも16年落ちになるわけですから無理もありません。とりあえずTYPE124は「ババ」を掴んだらたいへんなことになるのを憶えておきましょう。乗りっぱなしにされていた物件に手を出したら絶対に後悔します。ですから、「正規ディーラーのサーティファイドカーセンターが扱ってくれれば安心して買えるのに……」と、思っている方も多いことでしょう。ところが、残念ながらまず見かけることはありません。
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