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----当社で購入した407はどんな素性のクルマなのですか？----
「2006年にプジョー目黒で新車販売し、その後も私どもで点検・整備を行ってきたワンオーナー車です。私もオーナー様とは何度もお会いしています。大事に乗られる方ですし、大きなメカニズムのトラブルも経験していません。」
----2006年式で2.8万kmというと、年間4600kmくらいしか走行していないことになります。ずいぶん少ないですね。----
「目黒や世田谷にお住まいのオーナー様では平均的な走行距離だと思います。通勤やお仕事にマイカーをお使いの方は少ないですし、ウィークデーは主に奥様が買い物に使う程度というオーナー様が多いのです。」
----1年後に考えられる交換部品は？----
「普通の使い方であればエンジン・オイルくらいですよ。タイミングベルトとウォーターポンプ交換の目安は10万kmですから、まだ必要ないと思います。」
----ズバリ！ 407 ST2.2のメカニズムの弱点を教えてください。----
「使用状況にもよりますが、ほとんど弱点のないクルマです。あえて言えばイグニッションコイルの不具合ですかね。それもエンジンルーム内の熱に起因する場合が多いので、2.2の場合はそれほど心配する必要はないと思います。あとは弱点というよりチェック・ポイントになりますが、ブッシュ／マウント類ですね。経たってしまうと407の上質な乗り心地が楽しめなくなりますので。」
----走行距離／年式とコンディションの関係は？----
「8万kmくらいまでであれば、それほど関係ないと思います。重要なのは、あくまでオーナーの使い方です。手荒な運転をしているとブッシュ／マウントなどが劣化しますし、定期点検を受けないまま乗りっぱなしにされていた車両は走行3万kmでも想像以上にパーツの劣化が進んでいることがあります。407の場合は、初期型だからといって故障が多いということはありません。」
----アプルーブド・カー（プジョー認定中古車）ならアラフォー物件も安心して乗れるということですね。----
「最近のモデルはメカニズムの信頼性・耐久性が非常に高いので、素材を厳選したアプルーブド・カーであれば、購入後に多額なメインテナンス費用が必要になることは基本的にないと思います。ただし、定期点検だけは忘れないで行ってください。」
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