入社2年目のスタッフとしてまさに東奔西走の毎日を送る若手セールスの三井貴之 氏。「クルマ離れ世代」のど真ん中・今年24歳になる彼だが、フォルクスワーゲン相模原橋本のスタッフなのだから、もちろん、クルマから離れているわけがありません。そんな彼の愛車はボーラ。これだけでも「ほー、若いのにレアなモデルに……」って感じなのですが、なんとV6 4モーションですよ。購入したのは昨年の12月、走行距離は3.1万kmでした。少ない!
「実はけっこう探したんですよ。ベースグレードやV5は出てくるのですが、走行距離の少ないV6 4モーションとなるとなかなか見つからなくて。だから、これを手にしたときは何とも言えない達成感を味わえました(笑)」
ボーラは1999年から2006年まで新車販売されていたゴルフWベースのセダン。2.0L・直4のベースグレードと2.3L・V5の「V5」、そして2.8L・V6(204ps・27.5kgm)を搭載し、レカロ製スポーツシートやスポーツサスが標準となる4WDのV6 4モーションが用意されていました。ちなみに、ゴルフベースのノッチバックセダンは、ジェッタからヴェントと来て、3代目がボーラ。ご存じのようにいまはジェッタに戻っていますよね。
「通勤にクルマは使わないし独身なので、休日に乗って楽しめる趣味性の強いクルマ、だからMTのスポーツモデルがいい。クーペやハッチバックよりセダンが好き、だからゴルフは外す(XのGTIやR32は高価で新入社員には手が出ないし……)、ムムム……、手ごろなスポーティセダンは? あっ! あのモデルがある! ということでボーラ V6 4モーションに決定。ちょっと長い(笑)ですが、これが選んだロジックになります」。今後はサスペンションとタイヤ+アルミホイールを換装(2インチアップの18インチを履く予定)して、モディファイを楽しみたいと話す三井さん。パーツはすでに届いているとか。
「街中ではしっとり快適に走れますし、その気になればスポーツカー並みの迫力も楽しめます。ゴルフR32やRほど速くないですが、アイドリングさせているだけで、これは普通のセダンじゃないぞ、という感覚は十二分に伝わってきて、そのあたりもいい感じですよ」と、ボーラV6 4モーションには大満足。
ところで燃費は、街中でも9.0-10.0km/hは走るというからV6を積むスポーツセダンにしては合格点でしょう。気になる購入価格ですが、担当者が「えっ!ホントに!」と叫んだほど買い得です。ボーラV6 4モーションを選んだ三井さんのセンス、さすが「フォルクスワーゲン相模原橋本」のスタッフですよね。
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