幅広いモデルと価格帯が揃う地域に根付く
フレンドリーな店舗
メルセデス・ベンツ中央サーティファイドカーセンターが中央区新川から江東区東雲に移転し、メルセデス・ベンツ中央 有明サーティファイドカーセンターとしてリニューアル・オープンしたのは2009年7月のこと。移転には「より地域に根付いてさらにサービスを充実させたい」という思いがあった。
ポイントになっているのは整備工場だ。確かに周りがオフィスビルに囲まれる茅場町や東京駅にも近い新川では大規模な整備工場となると、店舗から離れた場所に設置するしかない。ところが東雲では広大な敷地を確保できるため併設できるわけだ。しかも、お台場/有明/豊洲/東雲などの臨海エリアに暮らす人々のアクセスを考えてもこの地が断然便利。つまり同店は、認定中古車を販売するだけではなく「地域の方々に豊かなメルセデス・ベンツ ライフを楽しんでいただく」という革新的なコンセプトを掲げるサーティファイドカーセンターと考えていいだろう。
いっぽうで、お洒落な街として知られる臨海エリアを地元とするサーティファイドカーセンターだけに、展示場には高価な大型サルーンやスポーツカーばかりが並んでいるというイメージを持つ方が多いかもしれない。ところが、100万円台のスマートや200万円台の先代Cクラス・ワゴン、またA/Bクラスなどもきっちり揃っている。そう、実はとてもフレンドリーな雰囲気を持つ店舗なのだ。モデルのラインナップに偏りがなく、価格帯も幅広いのが同店の特徴。走行距離も1000kmに満たないデモカーから5万km前後のリーズナブル車両まで揃う。臨海エリアの住民には30-40代前半の若いファミリー層が多いため、その地元のニーズに徹底して合わせているわけだ。
もちろんメインテナンスだけのお客様も受け付けているから、昼間はエンジン・オイル交換や車検などのためにベビーカーを押して訪れる主婦で賑わう。待ち時間にウインドーショッピング感覚でサーティファイドカーをチェックする方も多く、その場合は天候を気にせずゆっくり見られる屋内の展示場がポイントになる。
メルセデス・ベンツ中央 有明サーティファイドカーセンターは、様々な可能性を秘めた次世代型のサーティファイドカーセンターと言えるだろう。
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