200万円の予算で存分に
メルセデス・ベンツ選びが楽しめる店舗
路面電車が走り、昔ながらの商店街や中小の工場が軒を連ねる堺市。そんな下町の雰囲気を色濃く残す地域に店舗を構えるのがメルセデス・ベンツ堺北サーティファイドカーセンターだ。堺/和泉/岸和田市に暮らす方々にはすっかりお馴染みの地域密着型のお店である。地元ユーザーへの販売比率は80%を超えるという。
展示場に並ぶ15台前後のサーティファイドカー・ラインナップとそれぞれの車両に掲げられたプライスボードをチェックすれば同店の特徴は一目瞭然。とにかく100-200万円台の物件が豊富に揃っているのだ。首都圏などでは展示場の片隅に追いやられていることが多い買い得物件がメルセデス・ベンツ堺北サーティファイドカーセンターでは主力になっているといって間違いない。
実際、売れ筋になっているのは初度登録から5年以上・走行4万kmくらいの先代Cクラス・ステーションワゴン(S203)や先代Eクラス・ステーションワゴン(S211)、そしてスマートなど。とても敷居が低く庶民的なサーティファイドカーセンターなのだ。担当者は「地元の皆様のニーズに応えた結果、こういう方向性のお店になったのです」と話す。
下町の皆様は「安くていいもの」でなければ購入しない。中古車を選ぶ目も非常に厳しいが、ひとたび信頼関係ができると末永く付き合ってくれるのだ。近年、同店の販売台数は飛躍的に向上、リピーターの数も非常に多い。その好調さを支えているのが、走行5万kmの買い得物件でも徹底して認定中古車クオリティにこだわる姿勢なのである。
取材はウィークデーのお昼時に行ったのだが、展示場には国産のコンパクトカーに乗った買い物帰りの主婦や近隣の工場で働く方が作業着のままでお目当ての物件をチェックするために訪れていた。地元に根付くとはこういうことなのだろう。
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