徹底して東北のニーズにこだわる人気店
山形自動車道・山形蔵王ICよりクルマで15分、山形駅からも10分ほどの市街地に店舗を構えるメルセデス・ベンツ山形サーティファイドカーセンター。同社の創業は約100年前に遡るというから東北屈指の歴史と規模を持つ老舗中の老舗と言っていいだろう。広大な敷地にはサービス工場が併設されることもポイント。お客様は山形県にお住まいの方が8割、残りの約2割も東北エリア内の方が占める。まさに東北ユーザーのためにある店舗だ。
展示場には100万円に満たないスマートから1000万円を超えるSクラスまで常に25台以上のサーティファイドカーが並ぶ。ただし、地域のニーズに合わせたモデル/ボディカラーを豊富に揃えていることが特徴。たとえば、諸費用込み200万円台の予算で購入可能な先代Eクラスや100万円台のスマート/Aクラス、そしてボディカラーはシルバーが中心だ。先代Eクラスは、首都圏や関西では後期型が主流となるがこちらでは買い得な前期型も人気が高い。また、ボディカラーも目立ちすぎることを敬遠する山形県民の気質を反映して黒よりシルバーが好まれるのだ。
さらに注目したいのは、相場よりかなり安いプライスタグを付ける走行4万km以上の物件を多数揃えるていること。なかには走行5万kmを超えるサーティファイドカーも数台あるが、もちろんコンディションにまったく問題はないから最近では売れ筋となっているようだ。人気の秘密は厳選した自社管理物件のみを素材にしているからに他ならない。同社で1年毎の点検・整備はもちろん、車検の際に消耗部品を交換して大切に乗られてきた個体に限定しているのだ。ゆえに信頼性は走行2万km以下の物件と変わらない。
とてもフレンドリーで気取ったところのまったくない好感度抜群のメルセデス・ベンツ山形サーティファイドカーセンター。地元に根付いてメルセデス・ベンツの裾野を広げることに徹する同社の姿勢が高く評価されているのだろう。最近は国産から乗り替える「初・輸入車」「初・メルセデス」のお客様が非常に多いという。東北の方は、まずこの人気店をチェックしてみよう。
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