費用対効果と思い込みの効果-2
2009/08/21 12:02:53
前回のお話しは、メーカーで採用していないからといって「効果が無い」と言っちゃうのは乱暴ですよというお話し。 「科学的根拠も何もよくわからないけどナンダカ良い」というものも良くあります。 その場合、考えられる一つの理由が所謂思い込み・プラシーボって奴です。 この手の話になると、プラシーボ効果として話をかたずけてしまう人が多々見受けられます。 そして、プラシーボ→良いと思いこんでるだけ→科学的根拠無い=実際には効果無いという理論のようです。 しかし、プラシーボ効果って無意味なんでしょうか? 先の例は、非常に理屈っぽくなってしまいました。 では、エンジンがスムーズになるとかハンドリングが良くなるとかはどうでしょう? しかし、やはりそれが思い込み効果であったとしてもユーザーが満足しているのであれば効果があったと言っていいのではないでしょうか? 見方によっては、効果を実感できなかった人も「効果なんてあるはずが無い。」という思い込みがあったかもしれません。。。 むしろ、逆に考えると「そういうものは効果が無い」と思い込み、そして実際に効果が無かったとすれば、それもプラシーボ効果とも言えます。 費用対効果に見合わず、でも効果が認められるようなことでも、その思い込みによって否定的になることも考えられます。 そして、プラシーボ効果は医療現場では治療方法の一つとして活用されています。 --------------- なんと、その雑誌のレースカーに彼らが怪しいと言った商品のステッカーが貼ってありました。 打ち合わせ時には、倫理観的なことまで言っておきながら(相手は某一流なので当然上から目線です)レースやるためのお金は出してもらうのか???…大人って…。 安心と信頼のクルマ選びは ガレージに入れる趣味のクルマ・名車をお探しの方は |