責任
2009/09/07 12:00:00
ちょっと前のブログで、いまやすっかり年老いてしまった父がその昔、「公道でドリフト走行をしていた」と言うような事を書きました。よくよく考えて見れば、それって結構まずい事だったのだと反省してます。 一月ほど前、ニュースを見ていると「ドリフト族の大御所逮捕」との見出しが目に入ってきました。 よくよく読み進めると、あまり知らない人でした。でも、その界隈ではD1に出場したりと結構有名な人のようです。もしかすると、僕も以前イベント会場のデモランで見ているかもしれません。 そのニュースは、ご覧になった方もいると思いますが、夜間進入禁止の埠頭で132台を集めドリフト走行を行っていたようで19人が逮捕、計84人摘発となったようです。 欧米と違い日本ではなかなかモータースポーツが根付きません。 その理由一つが、暴走族と結びつけられがちだという事があります。 以前ショップ主催のジムカーナ練習会に参加した際、当時の後輩を誘った所母親に猛反対されたと言う事がありました。 クルマを早く走らせる=暴走行為=危険というイメージから反対したんだと思います。 しかし、世の中にはルールと言うものがあり、一歩間違えれば凶器になりかねない自動車などが安全に運行されているのはそのおかげともいえます。みんなが共通のルールに則っているからこそです。 今は昔と違ってドリフト走行のための時間を割いているサーキットも多数あります。 昔は無かった許される場所もルールもあるのに、なぜわざわざ危険を冒して公道でやる必要があるのだろうか?本当に不思議です。そして、ようやくちょっと市民権を得つつあるD1という新しいカテゴリーや従来のモータースポーツがこのような人のせいでまた偏見が強くなるのでは?憤ってしまいました。 この方は「自分が一声かければ600人集まる」と言っていたようですが、それほどまでに影響力のある人であれば、もっと自分の行動と発言がどれほどまでに重大な事なのかを考えていただきたいものです。。。(続く) 安心と信頼のクルマ選びは ガレージに入れる趣味のクルマ・名車をお探しの方は |