![]()
予告通りに
2009/11/13 17:02:25
いつものようにホームセンターなどで売られている安い半合成オイルです。 だいぶ前にも書いたかも知れませんが、ワーゲンの空冷フラットフォーエンジン(通称Type1)は、シリンダー部は空冷ですがヘッド部分は油冷+空冷と言ってもよく、エンジンオイルが潤滑だけの役割ではなく安定した温度にエンジンを保つ役割もしているので非常に重要です。(空冷ポルシェといっしょですね。) なのにもかかわらず、このエンジンのサンプ量はノーマルで2.5Lという少なさです。そして、水冷以上に命綱であるオイルにもかかわらず、よくあるペーパーなどの交換式のオイルフィルターを持たずまるで茶漉しのようなストレーナーのみでオイルをろ過しています。(大きなゴミしか除けません。。。っていうか、エンジン内部に大きなゴミが出てくる事自態、一体どこから出てきたのかとそっちのほうが気になっちゃいますが)
僕のバスのエンジンは1500ccですが、シリンダー&ピストンのセットを交換するだけ簡単に1700cc弱までチューニングができるなど、その手 のパーツはいろいろ出ており強化オイルポンプやらカートリッジ式のオイルフィルターキットやら他の車種に比べ安く手に入れることができます。そして、絶対 的に少ないオイル量を増やすための追加オイルサンプなども販売されています。
センタードレンからオイルを抜くと、悲惨なくらい真っ黒に汚れたオイルが出てきました。あまりに汚れがひどいので前回いつ交換したか思い出してみましたが、夏前に受けた車検の前後だったか?いまひとつ記憶がはっきりしません。しかし、本当に真っ黒です。 2.5L+1.5Lなので規定量は4Lなのですが、4Lいれるとオイルディップのアッパーラインぎりぎりまで来てしまうので3.3〜3.6Lくらいの少なめのほうが良いみたいです。今回は10W -40のオールクライメイト3L+20W-50のVR1を500ccのミックスで交換しました。 交換後は、エンジンも静かになりスムーズです。古く単純な構造のエンジンだからこそ顕著にわかります。 冬支度の第一弾はこれで完了です。 その前に・・・CDデッキの交換。国産純正流用ですがDIYでうまくのか?とりあえずやってみます。
|