この状況に慣れずに緊張感を持って・・・そして冷静に

2011/03/18 9:15:23

緊張感といってもヒステリックにという意味ではありません。

仕事場、自宅でも輪番にて停電が回ってきています。

最初の時は、大規模停電の危機感(意識の向上)から予想以上の節電で回避できたようです。

これも日にちが経つと慣れからか、節電の意識が弱まり停電前に消費電力が増える傾向にあるようです。

ただ、関東の停電が予定されているエリアでは、自分のところが停電でなくても他のエリアで停電が実施されているわけで、少しでも停電の時間を短くするにはどの時間帯であろうが通常以上の節電が必要であることを忘れてはいけません。

節電に関して、「ヤシマ作戦」とう名称が一部ネットで広がりました。そして、そう言う事を「ふざけているんじゃないか?」「不謹慎だ」と良い悪いと議論になったようです。(これも一部でですが)

そして僕自身も、ちょっと「はぁ?この非常時に!」と正直思ったのです。そのときは。

でもそんな事はどうでも良いことで、それで良いように意識が広がるのであればそれもアリなのかもと思い改めたわけです。

今は、ウエシマ作戦が拡散しているようです。

まぁ平たく言えば「どうぞどうぞ」とお互いに譲り合いましょうって事なのですが、

我が家では、お米の備蓄が週頭にも尽きる予定だったのですが、このまま入手できなければモチでも乾麺でも食べれば数日は大丈夫と腹をくくっていました。

しかし、近隣の小中学校では給食中止、お弁当持参の学校もあり、ムスコの学校もそうなったらちょっと困ることになるなぁと思っていました。(結果的にはコンビニにオムスビも多少あるし何とかなるくらいにはなってきたのですが)

そんなこんなで、だめもとで今朝、仕事場近くのお米屋さんをのぞくと5kgが3袋だけありました。

お米屋さんいわく、トラックさえ来ればお米は全然大丈夫。今日明日にでもまた入荷予定との事でした。

先に一組いたお客さんが僕を見て1袋分けてくれました。

「どうぞどうぞ」と。

ウエシマ作戦・・・モノに限らずこれでかなりのことが改善されそうです。

僕は今懸念しているのは、節電、譲りあいの気持ちも含め、緊張感や危機感が慣れから薄れてきたときに、人間の弱さから利己的になってしまうことです。

 

最後に重ね重ねになりますが

東北関東大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された地域の皆さま、その家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

そして、直接的な被害がなかった僕たちにできる事を考えながら微力でも協力していきたいと思っています。