思わぬところで再会
2011/05/02 9:35:38
このクルマを見てピンと来た方、まぎれもなく「カーキチ(死語)」です。 直6ツインカム2000ccエンジンを搭載したこのクルマは、KPCG10型スカイライン2ドアHTです。いわゆるハコスカの2枚ってやつです。 このクルマは、以前にもこのブログで「通勤途中にたまに出会う」と言う事で紹介した事があります。 今回は、なぜかTWINGOレポートで紹介したルノー三鷹さんにお邪魔しているときに遭遇しました。 詳しくは聞きませんでしたが、オーナーさんはランドローバーかジャガーのオーナーさんでも有るようです。(ルノー三鷹さんの系列にランドローバー三鷹、ジャガー三鷹があります。そしてサービスは同じ工場内にあるので多様なお客様が来店されるようです。ってことで、色々なクルマが見る事が出来るのでお邪魔を承知でついつい顔を出してしまいます。) オーナーさんにお願いして図々しくもエンジンルームから室内まで見せていただきました。 室内は、ハンドルこそ変わっていたものの、それ以外はほぼ100%(素人目に)オリジナル。シートもかなりきれいでした。 ボディなどは、多分丁寧に仕上げたのだと思いますが、さび一つないきれいな車体でした。 足回りなどには手をかなり入れているようで、絶妙の車高。 とにかくどこもかしこもオーナーさんのこだわりが見てとれます。 エンジンリッドを開けていただきエンジンルームを拝見すると、トリプルソレックス44。ウルトラのコード、そして調整式のピロアッパーにアジャスタブルダンパー。 S20エンジンのカムカバーの赤の結晶塗装にははがれもありません。むちゃくちゃキレイです。どこもかしこも。。。(不勉強で正確には分からないのですが、僕の記憶では黒だったような・・・赤もどこかで見た記憶が。。。) しかし、今回このブログを書くにあたりwikiを見ていますが、このS20ってハコスカGTとかに搭載されていたL20にツインカムヘッドを載せたエンジンと思っていましたが全く別物だったんですね!知らなかった。 現在でも日産プリンス東京販売のスポーツコーナーでオーバーホールが可能なようで、パーツストックもあるようです。なんだかすごいです。 そして、そこでOHするとエンジンルーム内にプレートが貼られるとの事ですが、気が付きませんでした。(その時は知らなかったし) ただ、テールにめちゃくちゃキレイなこんなステッカーが貼られていました。。。もしかしてもしかして? しかし、いずれにしてもマニアック過ぎる。 そしてオーナーさんは、「まだパーツが届かなくて〜」「チタンの〜」とかおっしゃっていたので、まだまだ手を入れられるようです。 昨今はエコだなんだとクルマ好きには肩身の狭い世の中だし、それなりに時間も場所もお金も必要な趣味ですが、僕自身もVWバスは10年目に突入ですし、10年20年と続けられる趣味って結局は成金の浅いそれとは違ってちょっとづつの積み重ねだし、良いんじゃないかと思う訳です。 と言う事で、僕などは足元にも及ばない感じですが、先輩諸兄には頑張って貫き通して行ってほしいものです。ってか、いつまでも病気だし治らないですよね。 --------------------------------------------------- 東日本大震災復興チャリティーイベント
|