近年、ペットブームが続いている。

僕自身、子供のころから家には犬がいたこともあり、犬と暮らしたいがために家を買ったようなところがある。

その結果、今ではすっかり犬小屋に住んでいるような状態だ。

しかし、だから「やれやれ」なのかというと、こういう話をするとき、「もう家の中がめちゃくちゃで」と楽しそうに話してしまう。。。このあたりは、古い車などを愛でる「えんすぅ〜じゃすと」達とある種の共通項なのではないかと感じている。

さて、今回もクルマとまったく関係ない話で恐縮だが、春は犬の狂犬病予防接種の季節である。

飼い犬は、法律で保健所に登録しなければならず（人で言う住民登録みたいなもの）、登録してあれば毎年春にお知らせが届く。

それを持って予防接種に行き証明書を保健所に送ると、接種済みを表すプレートが送られてくる。当然毎年受けなくてはいけない。

狂犬病自体、日本では長いこと発生していなかったが、数年前に国外で感染し国内にて死亡するということがおきている。

日本に再侵入する可能性は、人が持ち込む場合だけではなく、ほかの動物からというのもあるようだ。

さて、感染し発症するとほぼ100％死亡という恐ろしい狂犬病だが、保健所から毎年来るお知らせに従って接種させていれば、愛犬が感染することもないし、他にそのことで迷惑をかける心配もない。

がしかし、それもこれもお知らせが届くように保健所に登録していればの話で、日本では約半分ほどの飼い犬が未登録のようだ。

登録されている犬でも、接種をうけているのが75％ほどで、実際には全体の40％を切るほどの愛犬しか予防接種をうけていないようである。

恐ろしいことだ。

先に書いた「他の動物とは」、ボリビアではペルーから輸入されたハムスターが媒介だったようだし、動物の大小に関係ないようである。

大型はもちろんのこと、小型犬でもちゃんと登録しましょう。

そして予防接種はちゃんと受けましょう。

しかし、街ですれ違う犬の半数以上が予防接種を受けていないなんて。。。マジで怖い話です。