944 S2をオーダーした帰りに、たまたま立ち寄ったショップで、興味本位で空冷ポルシェの助手席に乗ったが最後・・・今に至る。
ということで比較対象はないが、3.2のカレラを買うんであれば、ボルグワーナーミッションに変更されて2年目の88年式と思ってました。
見た目もドライブフィールも、とにかくステキ。数あるポルシェの中でも930ボディのカレラが一番美しいと思う。そして、その中でも自分のカレラが一番ステキ。。と思う。
15年乗ってますが個体がいいのか、案外手がかかってません。消耗品以外で定期的にダメになるのが、DMEリレーとエアコン関連。特にリレーはいきなりエンジンがかからなくなるので、ビビります。リアウィングに欠陥があるのか、長期間雨にさらされると接触が悪くなるようです。
注意点としては、パーツの供給がそろそろヤバそうで、価格も高騰してます。ポルシェがVW傘下になると、さらに不安です。
長く付き合っているので、数えきれないくらいのエピソードがありますが、そもそもこのポルシェに出会わなかったら、確実に今の仕事はやってないし、ヨメにも出会っていない。今の自分はこのポルシェで構築されていると言えます。
修理不能な事態に陥らない限りは乗り換えるつもりはサラサラ無いですが、もしそうなったら、ナローに走るでしょうね。
ビルシュタイン(ハード)にショック換装
モンティ ステンレステールマフラー(75パイ)
ターボ仕様タイロッド
カレラデカール
ナロー用ヘッドライトリング
オリジナル カーボンシフトノブ
Porsche 911 carrera 3.2とは・・・
1974年に米国の保安基準対策の5マイルバンパーを装着するために外観が一新されたビックバンパーモデルは2.7L時代 (前期)、1978以降の3.0L時代 (中期)、そして1984以降の3.2L時代 (後期) に分けられる。
今回登場いただいたPorsche 911 carrera 3.2は、1984以降の3.2L(後期)モデルにあたる。
1984年には全車3.2Lエンジンとなり、馬力も1973年のカレラRSを超えたことから、かつてレーシングモデルにのみ与えられていたカレラの名称は以降NAモデルの名称として使用される。
トランスミッションは、中期までは915型と呼ばれるポルシェ内製トランスミッション(ポルシェシンクロ)を装備していたが後期からはボルグワーナー式のゲトラグ製G50ミッションを採用した。それにより「蜂蜜の中をかき回すような〜」と形容されたシフトフィーリングも剛性感の高いより現代的なものとなった。
ボディに関しても、亜鉛メッキで防錆処理された鋼板をボディに採用するなど耐久性が大幅に向上している。更に1985年以降は、フロアパンとバルクヘッドの板厚アップが行われ剛性が向上している。