幅広いモデルと価格帯を揃える首都圏屈指の老舗店
新宿を起点として東京・西部を貫く大動脈「青梅街道」沿いに店舗を構えるプジョー小平。系列4店舗の旗艦として常に40-50台のアプルーブド・カーを揃えるメガディーラーだ。広大な敷地には新車ショールーム、アプルーブド・カー展示場、サービス工場が併設される。練馬区や吉祥寺/三鷹/西東京市から一般道で20分圏内、また小平/府中/東久留米など、東京・山の手を代表するベッドタウンからの利便性にも優れる。
同店はプジョー認定中古車制度がスタートするより前からプジョー中古車を扱っている老舗。だから、プジョーの魅力、そして古いモデルのメカニズムを知り尽くしているわけだ。創業時から営業の最前線に立ち続ける福井マネージャーは、「このあたりも再開発が進み創業当初よりユーザーの層がずいぶん幅広くなりました。ただし、クルマ本来の魅力を知っているクルマ好きの方が多い地域なのですよ」と話す。アプルーブド・カーのお客様も7割以上が地元の方だという。
さて、アプルーブド・カー展示場を検証してみよう。206/307などの買い得な物件から、207/308、さらに最新のRCZまで、とにかく品揃えに偏りがなく、価格帯も幅広いのが特徴だ。
この幅広いラインナップには、東京・武蔵野の住宅地に立地する店舗ならではの事情が見え隠れする。地方都市のディーラーのように「地元のお客様に人気が高いのはこれ」という定番が存在しないのだ。福井友広マネージャーは「強いて挙げれば207」と話す。いま若いファミリー層に人気のエリアとなっている西東京地区には様々な価値観を持つ人が暮らしているからそのニーズも多種多様。ゆえに、同店が幅広いモデルのアプルーブド・カーを揃えるのは東京人のニーズに対応した結果と言えるのかもしれない。
注目すべきは、アプルーブド・カーでは稀少な206やMT仕様車を常に在庫していること。春先や秋口にはきっちりオープンモデルのCCも揃える。このあたりはクルマ好きの顧客が多い老舗店の成せる技だろう。ただし、古いモデルやマニア受けする物件はコンディションが気になるところ。でも、同店は外装だけではなくインテリアのコンディションにまで徹底的にこだわる。「前オーナーの使い方は内装を見ればわかる」、これはクルマ選びの基本だ。だからこそ206も1年の保証が付くアプルーブド・カーとして販売できるのである。
プジョー小平は、地元の方が大きな信頼を寄せる店舗店として全国にその名が知られている。営業担当者やメカニックのアフターケア、品揃え、車両のクオリティなど、総合力は非常に高い。存分にプジョーライフを楽しませてくれそうだ。
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