Antiquegarage

'90年代初頭の
メルセデス・ベンツを中心として
良質の名車たちを全国各地に提供

不思議なもので、この世には自動車趣味人が“どういうわけか気になってしまうクルマ”というものが存在しているが、京都市に本拠を置くアンティークガレージの取扱車両は、まさにクルマ好きの琴線に触れる名車ばかりとなっている。ドイツ系のクルマで、各部がしっかりしているものをメイン車種として販売しているが、オフィシャルホームページにて在庫車両の顔ぶれを見ているだけでも楽しくなってしまうので、実際に京都市を訪れるのが大変という方は、アンティークガレージのサイト内にある在庫車案内を毎日チェックするといいだろう。

 アンティークガレージは、オリジナルコンディションを保ったまま大切に維持されてきた、ちょっと旧い輸入車を中心車種として取り扱っているスペシャルショップだ。様々なこだわりを反映させた厳選車両だけを販売しているが、その“こだわり”について簡単に説明すると、仕入れの段階で可能な限り良質車をセレクトするようにし、さらに店頭に車両を並べる前に行なう整備内容にもこだわっているのであった。
 販売前の段階で、細部に至るまで徹底的に行なわれる入念な整備も車両の初期化だといえるが、常にユーザー本位の姿勢を貫いているアンティークガレージでは、ちょっと旧い輸入車が新車としてファクトリーを出た際の仕様がどのようなものだったのか、ということを追求しており、売約済みになった車両に関しては本来有していたスペックにリセッティングし直す作業までを実施してから納車するという運営方針を創業時から実践している。
 本来の乗り味を実感できる領域にまで仕上げられたちょっと旧い輸入車は、最終点検後にデリバリーされるが、この念の入れようでユーザーをサポートしていることもあり、現在、アンティークガレージのファンは全国各地に点在している。趣味性が強いクルマを日常の中にとりこみ、生活を豊かにしたければ、アンティークガレージから愛車を購入するのが一番の近道だ。

店頭販売するためのクルマを20台前後在庫しつつ、常に10台前後のクルマを仕上げている。ユーザーは豊富な在庫の中から、最愛の一台を選択できる。