自社工場でもレストアを行ない
旧車フリークを多角的にサポート

　歴史的文化財としての価値が高い『クラシックヴィンテージ』は、乗って楽しむモノではなく、飾って楽しむモノとして世界的に認知されている。そのため、極端な話をするとエンジンをかけただけでも価値が目減りするといえ、ガレージの中に大切に収納しておくのが最良の維持方法だといっていい。

　そこで、もっと気軽に『クラシックヴィンテージ』を楽しみたい旧車フリークのために、オートプロジェクトDではメカトロニック社によってレストアされた280SL（W113）のような“高価値だが乗ってもOKなクラシック・メルセデス”や、自社工場にてレストアしたメルセデス・ベンツも販売しており、幅広いユーザー層を満足させている。
「280SL（W113）の他、280SE 3.5（W111）やAMGのR107型SLといったマニアックなクルマたちも取り扱っていきたいと思っていますが、特にAMGのR107型SLは、ここ最近、良質車が少なくなっています。AMGの500E-6.0もしくはE60（いずれもW124）のハンマーヘッドエンジンを搭載したワイドボディ仕様やR129型SLの6.0なども含め、全部で10台ぐらいを店頭に並べられればいいなと思っています」とも柴代表は語ってくれたが、所有する歓びに溢れた『クラシックヴィンテージ』に乗りたい方もオートプロジェクトDを頼ってみるといいだろう。きっと、満足度が高い一台を提供してくれるはずだ。

text by Hidenori Takakuwa（高桑秀典）