一日の長があるマセラティのストックは常に充実
スピリットと言えば、やはり、マセラティといった印象が強いが、車両保管スペースには多様なブランドの良質車がストックされている。ここ最近の入庫、ストック状況についても伺ってみた。
「ギブリに代表されるビトゥルボ系のモデルは、このところ、いいコンディションを保ったクルマが少なくなってきましたが、スピリットではビギナーでも安心して購入していただける良質車をストックしていますので、是非ともその状態のよさをご確認ください。ビトゥルボ系の良質車が少なくなってきた一方で、現行型クアトロポルテやグラントゥーリズモといった昨今のモデルの入庫数が増えてきました。スピリットが得意としてきた往年のマセラティはもちろん、現行モデルの整備に関しても万全の体制で行なえるので、昨今のマセラティをパートナーとした豊かなカーライフも気軽に楽しんでいただきたいと思います。また、マルチェロ・ガンディーニがデザインした4代目クアトロポルテや3200GTといったモデルは、マセラティらしさを少ない予算で堪能できる注目の車両だと思います。特に価格がリーズナブルな設定になっている3200GTは、マセラティ・ビギナーにもお勧めだと思います。AT仕様でも不安なくお乗りいただけるので、稀少なMT仕様にこだわることなく、AT仕様もご検討ください。その他、フェラーリ、アルファ・ロメオ、ランチア、フィアット、ルノー、シトロエン、サーブ、BMWといったブランドの良質車を取り揃えています。」 今回、撮影のためにストックヤードを拝見させてもらったが、販売車両の良質ぶりに本当に驚いた。機会があれば、皆さんもご自分の目でコンディションのよさを確認していただきたいと思う。
text&photos by Hidenori Takakuwa(高桑秀典)
SPIRITO(スピリット)
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ストックヤードには、ルノー・アヴァンタイムやマセラティ3200GTなどが置かれていた。写真奥のサーブ 9-3 リニア カブリオレは、全自動トップの状態も良好だった。
フェラーリは過去の整備歴をはじめとするヒストリーが確かな車両だけを販売している。現車は2003年式のワンオーナー車で、価格は1070万円(税込)。