実用車にもなるヤングタイマーはコレ/第9回

2020/04/01 0:03:20

実用車にもなるヤングタイマーはコレ

パーツが豊富なクルマは旧くても足になる/第9回

ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

ルノー 4とは?

ルノー初のフロントエンジン/フロントドライブ車であるルノー 4(R4/カトル/キャトル)は、ルノーの戦後復興の礎となった4CVの市場を受け継いだ貨客兼用大衆車です。1961年に開催されたフランクフルト・モーターショーとパリ・オートショーにおいて、3(R3/トロア)、4、4L(R4L/カトレール/キャトレール)の3タイプが同時に発表されましたが、同年10月に早くもフルゴネット版(F4)がラインナップに加わり、フランスでは4Lが最も一般的な仕様だったこともあり、“カトレール/キャトレール”という呼び名がその後のルノー 4を表すメジャーな通称となりました。

多大なる影響を受けたシトロエン2CVよりも少し安価で、エンジンの排気量が603cc(4/4Lは747cc)だった廉価版のトロアこそ1963年に生産終了となりましたが、1961年にデビューした新型の貨客兼用大衆車はその姿を変えることなく1992年まで生産され続け、813万5424台もデリバリーされました。これは累計生産台数世界第3位という大記録です。

 

ルノー 4の誕生の経緯を記すと、こういうことになります。戦後、次第に人々の生活が豊かになり、自動車のユーザーは愛車に多用途性を求めるようになりました。しかし、当時のルノーが得意としていたリアエンジン/リアドライブ方式のクルマはテールゲートを設けることができず、室内空間こそ広かったものの、荷室が小さかったこともあり、カスタマーのニーズに余すところなく応えられていたわけではなかったわけです。

そこでルノーは時代の要求とマッチさせるために4CVの後継モデルにはマルチパーパス性を盛り込むことを決定し、フロントエンジン/フロントドライブ方式を採用して、広大な荷室を設けることにしました。その結果、リアに大きな開口部を持つワゴン的ボディの貨客兼用大衆車が完成することになり、このパッケージがその後の小型車のスタンダードになっていきました。つまり、ルノー 4は、牧歌的ですが、他社に先駆けてフロントエンジン/フロントドライブ+テールゲートを採用したエポックメーキングなクルマだったといえます。

ルノー 4が開発されていたとき、すでにブルージーンズが世界的に流行していましたが、ルノーは今後の時代に対して順応性のある、多目的かつ経済的で世界中の人々に愛されるクルマを造りたいという想いから、その商品性の高さを参考とし、カトル/キャトルの開発コンセプトは「ブルージーンズのようなクルマ」でした。デビュー時のキャッチコピーは「どこへでも乗って行ける旅行鞄のようなクルマ」で、安価ながら使い勝手がよく、しかも丈夫で長持ちだったルノー 4は、見事に時代とマッチ。瞬く間に人々の足として普及していきました。

本稿のテーマは「実用車にもなるヤングタイマーはコレ」なので、ルノー 4は実用車ではないでしょ!と思う方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。プリミティブでシンプルなルノー 4は、軽くて小さくて非力なクルマですが、走行シーンや天候を気にすることなく走ることができます。こういうクルマが持つ普遍性こそが実用的であるともいえるのです。もともとは大衆車なので、パーツの入手で困ることはありませんが、見つけるまでに時間がかかる部品があることも確かです。そのあたりのことを踏まえた上で、このクルマの実用車としての奥深さを楽しんでください。

 

□プライス&店舗インフォメーション

■ルノー 4 GTL

税込車両本体価格:78万円

国内初登録:1992年6月

走行距離:132,000km

車検:なし

修復歴なし

特記事項:4ナンバー登録、キャンバストップ、ドアスピーカー、クーラー

■販売店舗

Garage ENZO 本店

住所:〒300-1211 茨城県牛久市柏田町3041-3

TEL:029-878-0911

営業時間:10:00〜20:00(平日)/11:00〜18:00(祝祭日)

HP:http://www.enzo.co.jp

文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典

 

 

足グルマこそカッコよさにこだわりたい/第9回

2020/03/17 16:47:36

カーデザイン至上主義 

足グルマこそカッコよさにこだわりたい/第9回

 

はじめに/ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

フォルクスワーゲン・イオス2.0Tとは?

ゴルフ・カブリオの実質的な後継モデルであるフォルクスワーゲン・イオスは、フォルクスワーゲン初の電動リトラクタブルハードトップを持つ4座クーペカブリオレです。日本市場では、2006年10月31日から発売されました。

5代目ゴルフと共通のプラットフォームに、5分割でリアに収納される電動リトラクタブルルーフシステムを採用したオープンボディが組み合わされており、メタルトップ仕様のクーペとルーフを下ろしたコンバーチブルの両方に変身させることができます。これがスタイリッシュなイオスにおける最大の特徴となっています。5分割ルーフの開閉時間は、約25秒です。

日本仕様は、ゴルフGTIでお馴染みの、2リッター、直4「T-FSI」ターボエンジン(200ps)を搭載しているイオス2.0T(新車価格:438万円)と、ゴルフR32にも載っていた、3.2リッター、V6エンジン(250ps)を搭載しているイオスV6(新車価格:498万円)の2モデルで、いずれもトランスミッションは6速DSG。全車、右ハンドルです。トランクルームは最大で380リッター、オープン時でも205リッターを確保したとアナウンスされているので、4人で快適かつ爽快に移動できて、速くて、そして、使い勝手もいいわけです。

泣く泣くワンボックスカーを買い、子育てに奔走してきたものの、ここ最近、愛息、愛娘が大きくなり、親と出かける機会が少なくなってしまった……というお父さんの愛機としてイオスは最適だと思うので、安価で流通しているうちにゲットしてみてはいかがでしょうか。きっと、充実したオープンカーライフを満喫できると思います。

ユーロマチックで伺った話によると「中身がゴルフVなので、パーツの入手で困ることありません。通常のメンテナンスに関しては、まったく問題ありません。エンジンがゴルフGTIと同じで、トランスミッションがDSGなので、イオスはとても速いです。ルーフが幌のカブリオレは屋外で保管するというわけにはいきませんが、イオスはメタルトップなので平気です」とのことでした。ウェザーストリップが紫外線の影響で劣化してしまうので、イオスも屋根のある駐車場で保管するのがベストですが、なかなかそうもいかないと思うので、クーペ状態でシェードを開け、グラスルーフ車として楽しむこともできる4座クーペカブリオレをパートナーとした自動車趣味生活をこの機会に堪能してみてください。

 

□プライス&店舗インフォメーション

■フォルクスワーゲン・イオス2.0T

税込車両本体価格:98万円

年式:2007年

走行距離:3.3万km

ミッション:6速DSG

車検:2021年4月

修復歴なし

特記事項:D車、黒革、メモリナビTV、スマートトップ

■販売店舗

ユーロマチック

住所:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢4-18-17 

TEL:03-3290-9001

FAX:03-3290-9041 

営業時間:10:00〜19:00

定休日:年末年始を除き年中無休

HP:http://www.euromatic.co.jp

E-mail:info@euromatic.co.jp

文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典

 

 

 

 

 

 

名車もいいけど迷車もね!/第8回

2020/03/01 4:27:00

名車もいいけど迷車もね!

 
迷車を育てると名車になる!?/第8回
 
 
はじめに/ヤングタイマーとは?
 
ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。
 
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「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について
 
初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。
 
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アウディ RS2アバントとは?
 
その開発の多くをポルシェが手がけ、車両の生産(組み立て)もポルシェのファクトリーで行われたアウディ RS2アバントは、現在もラインアップされているアウディRSシリーズの第1作目となった名車(迷車)です。アウディ初の高性能ステーションワゴンとして1993年のフランクフルト・モーターショーで発表され、新しいセグメントを確立。1994年から翌年にかけて約3000台弱が生産されたといわれており、現車は1995年式です。
 
アウディ 80アバントをベース車として開発されたアウディ RS2アバントには、排気量2.2リッターの直列5気筒ガソリンエンジンに大容量ターボチャージャーを組み合わせたパワーユニット(最高出力315ps)が積まれ、フルタイム4WD「クワトロ」システムを搭載。力強いエンジンのパワーをロスなく路面へ伝達することが可能となっています。6速MTを駆使することにより、0〜100km/h加速が5.4秒、最高速度262km/hという性能を誇っていました。
 
そして、ラグジュアリーなインテリア・デザインや、鮮やかなノガーロブルー(これは専用色)をはじめとする11色のボディカラーが採用されていました。「ノガーロ」はフランスにあるサーキットの名前で、RS2アバントのイメージカラーとなったブルーの名称として採用されました。ブレーキキャリパーとブレーキディスクローターはブレンボ製のポルシェ 928S4用で、ホイールはポルシェ 911(964型)カップ・デザインの17インチが奢られています。
 
アウディで塗装を済ませたボディとフルタイム4WD「クワトロ」システム等の主要部品がポルシェ側に送られ、ツッフェンハウゼンにあるポルシェのファクトリーで、ボディの補強、ポルシェ製パーツの取り付け、最終組み立て作業が行われました。エンブレムと車検証入れにもアウディとポルシェの社名が入っています。
 
 
RSシリーズと聞くとアグレッシブな乗り味ばかりをイメージしてしまいますが、実はそんなことはなく、このアウディ RS2アバントも昨今のRSモデルと同じようにハイパフォーマンスながら街乗りも難なくこなせるマルチパーパスカーとなっています。
 
かつてポルシェとメルセデス・ベンツが共同開発したメルセデス・ベンツ 500Eと同じ工場で造られていたというエピソードを聞いただけでも熱くなるので、非常に稀少な限定車をこの機会にゲットしてみてはいかがでしょうか。
 
気になるパーツですが、やはり、ドイツ車の中でアウディとフォルクスワーゲンは部品の入手が一番難しいといわれている(あくまでも他のドイツ車ブランドと比較しての話。ポルシェと空冷フォルクスワーゲン以外は大変らしい)ので、それなりに覚悟が必要となるかもしれません。
 
 
□プライス&店舗インフォメーション
 
 
■アウディ RS2アバント
 
税込車両本体価格:598万円
 
年式:1995年
 
走行距離:7万6200km 
 
ミッション:6速MT
 
車検:2021年(令和3年)6月
 
修復歴なし/内外装美車/機関良好/世界限定車/稀少車
 
特記事項:左ハンドル、純正ポルシェキャリパー&アルミホイール、フル装備、Wエアバッグ、黒革専用レカロシート、CD、ETC、スペアキー、サンルーフ、取説/記録簿あり
 
■販売店舗
 
オートモービルアシスト・ブレス
 
住所:〒190-1214 東京都西多摩郡瑞穂町むさし野3-1-18 
 
TEL:042-539-2268
 
営業時間:(平日)9:30〜19:00/(日曜・祝祭日)9:30〜18:00
 
定休日:月曜日・第2火曜日
 
HP:http://www.blesscar.jp
 
文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

実用車にもなるヤングタイマーはコレ/第8回

2020/02/20 3:26:31

実用車にもなるヤングタイマーはコレ

パーツが豊富なクルマは旧くても足になる/第8回

ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

BMW 740i M-Sport クラブ・セレクションとは?

BMWが製造、販売している高級大型セダンの7シリーズは、初代(E23型)が1977年にデビューしました。その車格からメルセデス・ベンツSクラスのライバルとなり、1986年に2代目(E32型)に発展。今回ピックアップしたのは、1994年に登場した3代目(E38型)です。

撮影車両は2001年式で、3代目のモデル末期にリリースされたクルマになります。しかも、BMW 740i M-Sport クラブ・セレクションというグレードで、これは7シリーズの735i M-Sportおよび740i M-Sportに特別オプションを装備したレアなモデルになります。

特別オプションの内容を記しておくと、主な特徴はツートン・カラーのフルレザーインテリアを装備し、レザーシートにはアニリン・レザーを採用している点です。シートは、サイドサポート機能を強化したスポーツタイプのコンツア・シートを装備。また、チタンシルバーの現車は過去にこのクルマを愛用していたオーナーの手によりM-Sportホイールに変えられていますが、ラジアル・スポーク・スタイリング・アロイホイール(スポークが直線基調)を特別に採用していました。

フロントに積まれているV型8気筒DOHCエンジンの排気量は4390ccで、それまでの7シリーズと同じように、専門の運転手が運転するショーファードリブンではなく、楽しんで運転することができるドライバーズカーになっています。ディーラー車、フルオリジナル、ガレージ保管車両の現車は状態がよく、機関系のパーツをいまでも入手できるので、ボディの大きささえ気にならなければ足として使うことができるでしょう。

オート・スクエアー・エノモトでは、各種消耗品、リビルドエンジン/ミッション、そして、現在では入手困難となったパーツの良質なユーズド品を多数ストックしています。そのような同社ならではといえるアドバンテージ・ポイントをフル活用し、オート・スクエアー・エノモトでは旧き佳きBMWのオリジナル・コンディション・キープに努めていますが、さらに追記すると、ウォーターポンプ、クーラント、オイルエレメント等は常に純正品を使用することにこだわっており、ユーザーに安心も提供しています。

屋内展示場に併設されるかたちで存在している自社工場にはリフトが3基あり、腕のいいメカニックが的確な整備を実施してくれます。ひとつのショップと長く付き合いたいBMWフリークは、ボッシュオートショップであり、またミシュランをはじめとする大手タイヤメーカーの正規販売店にもなっているオート・スクエアー・エノモトを頼ってみてはいかがでしょうか。

□プライス&店舗インフォメーション

■BMW 740i M-Sport クラブ・セレクション

税込車両本体価格:ASK

年式:2001年

走行距離:107,000km

車検:2020年10月

修復歴なし

特記事項:5AT、左ハンドル、ガラスサンルーフ、純正18インチアルミホイール、BMW DVDナビ、ETC、限定車専用電動レザーシート、前後シートヒーター付き、電動リアブラインド、サイドブラインド

■販売店舗

オート・スクエアー・エノモト

住所:〒343-0026 埼玉県越谷市北越谷2-18-4

TEL:048-974-8910

FAX:048-974-8917

営業時間:10:00〜17:00

整備最終受付時間:15:00

定休日:水曜日/木曜日/祝日(※定休日は転送電話にて対応)

HP:http://www.ase-site.com/

文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典

足グルマこそカッコよさにこだわりたい/第8回

2020/02/01 15:28:35

 

カーデザイン至上主義 

足グルマこそカッコよさにこだわりたい/第8回

はじめに/ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

AMG C36とは?

いまでこそ「Mercedes-AMG」としてメルセデス・ベンツのスポーツ系ブランドとして扱われているAMGですが、以前は独立したチューニングカー・メーカーでした。往時のエピソードを挙げると、1984年に各シリンダーが完全に独立した4つのバルブを持つシリンダーヘッドを開発。当イノベーションにより、エンジンメーカーとなったAMGは、1986年に排気量5.0リッターのV型8気筒エンジンをEクラスのクーペに搭載しました。このクルマは「The Hammer」のニックネームで世界的な名声を博し、特にアメリカではAMG神話の象徴的なモデルとなりました。

さらに説明すると、AMGは1990年にDaimler-Benz AGと協力協定を締結し、メルセデス・ベンツが販売とサービスを行う直営店や、特約販売店の世界中のネットワークを通じてAMGモデルの販売ができるようになりました。この協力協定により需要と顧客支持を拡大することができ、さらに1990年に3番目の工場が稼働し、スタッフも400名に増加。1993年には、協力協定の成果として初の共同開発モデルである「AMG C36」 が発表され、AMGの知名度がさらに高まりました。

AMG C36は、ホワイト・ボディ状態から各部に補強を施すことで、ノーマルのW202型Cクラスとは別次元の剛性を確保。パワーユニットは2.8リッターのボア&ストロークを変更して3.6リッターまで拡大されたAMGの手によるチューニング・エンジン(コンプリート)で、AMG製のC36専用となる高品質パーツで構成されていました。

その結果、AMG C36には最高出力280psを誇る強心臓(直列6気筒エンジン)が与えられ、気持ちよく吹け上がるストレート6と専用設計の足まわりがもたらす珠玉のハンドリングによるバランスのいい走りを楽しむことができました。ちなみに、AMG C36に搭載された今や貴重なノーマル・アスピレーションの直列6気筒エンジンは、AMGがメルセデス・ベンツの一部門となる前に造った最後のパワーユニットです。ある意味、AMG C36は「最後のAMG」とも言えるので、その素性のよさ、走りのよさ、そして、コストパフォーマンスのよさにクルマ好きが大いに注目する日が来るのは間違いないでしょう。W124型500Eオーナーが普段の足として使ってみてもいいのかもしれません。

20年以上にわたってガレージ保管されてきた現車は、日本の厳しい天候でダメになりがちなエクステリアのディテールがしっかり生きており、ブラックレザーとブラックウッドでまとめられたインテリアの状態もすこぶるいいです(天張り純正交換済)。AMGとメルセデス・ベンツの共同開発モデルなので、AMG製のC36専用パーツだけでなく、W202型C280用のパーツを使える部分もあるので、メンテナンスで苦労することはありません。

維持しやすく、しかも「The Hammer」並みに神話性や趣味性が高いともいえるAMG C36を、この機会にゲットしてみてください。

■プライス&店舗インフォメーション

■AMG C36
 
税込車両本体価格:298万円
 
年式:1997年
 
走行距離:3.9万km 
 
車検:2020(R02)年3月
 
修復歴なし
 
特記事項:最終モデル、ディーラー車、新品AMGマット付、記録簿多数
 
■販売店舗
 
セントラル21
 
東京都世田谷区中町4-17-10
 
TEL:03-5758-8621
 
営業時間:平日 10:00〜19:00/日・祝日 10:00〜18:00 
 
定休日:年中無休
 
文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典