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最高のアッパーミドルクラス・セダン

2005 PEUGEOT 407 Executive 98万円

 アラフォー探検隊が「イマ一番！」注目するモデルがコレ！ プジョー407です。基本的にドイツの同クラスモデルより低い相場で推移していたのですが、後継の508がデビューするとさらにジリジリと値が下がりはじめ、なんとついに！ 100万円を切る認定中古車も登場しているのです。

たとえば、この物件。2005年式ですから最初期モノになりますが、98万円！ ですよ。しかも、3リッターV6を積む上級グレードの「Executive」。在庫していたのは、首都圏屈指の規模を誇る「環八のお店」プジョー世田谷アプルーブドサイトです。

ラグジュアリー仕様の「Executive」

 407セダンは406の後継モデルとして2005年6月に登場しました。後継といっても、406はミドルクラスですが、407セダンは4685×1840×1460mmというスリーサイズ、内外装の高級感からみて、アッパーミドルクラスと呼んでいいと思います。つまりライバルは、メルセデス・ベンツEクラスやBMW 5シリーズなどになるわけです。パワーユニットには、3リッターV6（210ps・29.5kgm）と2.2リッター直4（158ps・22.1kgm）の2種類が用意されました。もちろん、同じエンジンを積むワゴンのSWもあります。サンプルカーはV6版の上級グレード。トランスミッションにはアイシンAW製の6段ATが採用され（直4版はZF製4段AT）、本革シートやウッドパネルなどが標準装備されます。新車価格は430万円でした。

アラフォー407はイマが買い時

特に! 3リッターV6版には注目 !!

 さて、注目の407相場ですが、認定中古車の価格も下落傾向にあると思って間違いないでしょう。昨年までは2005-2006の初期モノ・セダンでも、160万円前後が目安になっていたのですが、今年に入り価格は瞬く間に落ちていって、120万円あたりが平均価格帯に。で、ついに！ 98万円の認定中古車が登場したわけです。まっ、最初期の2005年式であること、ボディカラーがグレー系のゴールドホワイトであること、走行距離が3万kmを超えていることなども安さの要因になっていると思いますが、クルマの持つ高級感と走りの実力、そして個体のコンディションからみて、それにしても安い！

しかも、3リッターV6版ですよ。実は、最近の「小さなエンジン」ブームで、407相場においては2.2リッター直4版との逆転現象が起きているのです。つまり、直4よりV6モデルのほうが安い傾向にあります。これって大きなポイントです。

燃費も合格点

 2.2リッター直4より3リッターV6のほうが燃費において不利なイメージを持つ方が多いと思います。でも、実は上手に走らせればそれほど差はないのです。逆に高速走行では、パワーに余裕のある3リッターV6の場合、低回転を維持して走れますので、2.2リッター直4より燃費が良い傾向にあります。「燃費走行」を心がければ高速では10km/L前後を記録するはずですからけっこう優秀と言えるでしょう。

そして何より、極上の乗り心地を提供してくれるサスペンションとの相性も「穏やかなキャラを持つV6」が抜群に良いと思います。ゆったり回るエンジン、ゆったりストロークするサスペンション、その独特の走行感覚はけっこうハマります。

どうです。98万円の407エグゼクティブ。とにかく、フランスを代表するアッパーミドルクラス・セダンですよ。ズバリ！ 狙い目です。

TEXT：野田義彦（アラフォー探検隊・隊長）

アラフォーとは・・・・・・

走行4万km以上、もしくは初度登録から5年以上が経って、価格がこなれているものの、整備の履歴がはっきりしていて、さらにインポーターの規定による納車整備が施され保証も付くため安心して長く乗れるリーズナブルな認定中古車。

PEUGEOT 407 Executive

車両価格 98万円

☆全長×全幅×全高：4685×1840×1460mm☆車両重量：1650kg☆エンジン形式：V型6気筒DOHC 2946cc☆最高出力：210ps／6000rpm☆最大トルク：29.5kgm／3750rpm☆変速機：6段AT☆駆動方式：前輪駆動☆タイヤサイズ：215/55R17

☆2005年式☆走行3.4万km☆ボディカラー：ゴールドホワイト☆装備：本革シート／ウッドパネル／キセノンヘッドライト

プジョー世田谷アプルーブドサイト

東京都世田谷区尾山台2-28-11

TEL.03-6411-6871